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たきの手作り石けんblog。

 
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ブツブツ解消への道 その1

いやーホントにしつこくてスミマセン・・・( ̄_ ̄ i)

ブツブツゥTTいつもボヤいおります様に、私の作るせっけんには画像のように、カット表面に気泡と思われる細かいプツプツができてしまいます。(←クリックで画像拡大デキマス)これは先日作った竹炭せっけん。黒いお肌にいつもよりブツブツが目立ちます・・・。ちなみに、苛性ソーダを水に溶かす時にちゃんと溶けていなかったり、攪拌が足りなかったりすると、苛性ソーダの粒がブツブツとなって出てくるというのは、よくせっけん本に書かれておりよく知られているハナシでございます。私の場合、これはタダの気泡!!ヽ(`Д´)ノ・・と言い切りたいところですが、指で触っても、実際に使っても刺激はないとはいえ、不安は残ります。ソーダ水を作るときは視力1.5の眼力(?!)で溶け残りがないか確認してるし、攪拌もこれでもかというほどやってます。前田さんの本にも「きちんと作ることができたよいせっけんは、まず切り口にムラがなくなめらかです」と書いてありました。「苛性ソーダの溶け残りなんかないよ!いいせっけんが出来たよ!」と自信を持って言い切るためには、このにっくきブツブツを解消する必要があるのです!!!! 我ながらアツイな・・・(照)

これからブツブツ解消への記録を綴っていこうと思います。
同じくブツブツに悩んでおられるソーパーさんの少しのお役にでも立てればと。
いやーでもみなさん綺麗に作られている方ばかりなんで・・・そんなヒトいるのかしら・・・(´Д`;)
とりあえず、自分用の記録ってことで。
ブツブツ解消への道、第一回。
まずは他ソーパーさんから頂いた有り難きアドバイス&ご意見をまとめてみました。
アドバイスいただいたaslanさんこるりさん星乃さん桐さん、本当に有難うございますm(_ _)m
当blogのコメント欄より転載させていただいたのですが、
何か問題がありましたら、遠慮なくおっしゃってくださいね!

また、この記事を参考にブツブツ解消を目指される方へ。
下記はソーパーの皆さんが、貴重な経験からアドバイスくださったものです。
下記を実践すれば、解消される確率は高くなりますが、必ず解消されるというものではありません。
そのへんご了承いただいた上でご覧ください。
なんだか前置きまでしつこくてスミマセン。m(_ _)m

■いただいたアドバイス
  1. オイルは一度60℃ぐらいに上げたものを冷まして使う。(aslanさん

  2. 耐熱ガラスボウルを使う。耐熱ガラスボウルを使ったほうが、ステンレスボウルに比べて厚みがあるので、ボウルと触れた生地の面の急激な温度変化が少なくなり、ブツブツ発生率が低くなるかもしれない。(aslanさん

  3. 前田さん型(?)の泡立て器を使う。前田さん型の泡立て器は、攪拌力が高いのと、構造上普通に混ぜても気泡が入りにくい作りになっているので、ブツブツ発生率が低くなるかもしれない。(aslanさん

  4. あまりトレースを出しすぎない。(こるりさん

  5. ゆるめトレースで型入れし、下から腱鞘炎になるぐらい(笑)トントンたたき気泡をぬく。(こるりさん

  6. 勢いよく攪拌しすぎない。こるりさん

  7. やはりトレースの加減とか攪拌ですかね~(星乃さん

  8. 型入れ前に生地を湯煎する場合、お湯の温度が高すぎて、湯煎している最中の撹拌が甘いと、ブツブツができてしまう。(aslanさん

  9. 苛性ソーダをよく溶かさないで急激に冷やすと、ソーダ灰っぽいものがブツブツ出てしまう。(aslanさん

  10. はちみつを入れると生地がなめらかになりやすく、型出し、カットがしやすい(桐さん


    ■さらに頂いたアドバイス(7/13追記)
  1. 苛性ソーダ冷やすとき、氷水を使うのをやめたら発生率が低くなった気がする。(aslanさん

  2. 苛性ソーダをオイルに投入する時、どばーっと一気に入れるよりやはりソロソロと少しずつ入れる方がなんだか綺麗な石けんが出来る気がしまする。(星乃さん


私の場合、1.2.4.5.10あたりは、アドバイスをいただいてすぐ試してみたんですが、
それでも解消できず。
8はあまり行うことがないし、9もきちんと実践しているつもり・・・。
なのでやっぱり攪拌の問題なのかなーと。

いただいたアドバイスを見ていると、攪拌以外では、
急な温度変化などで、ムラやブツブツができることが多いようですね。

3.については、先日購入して一度使ってみたので、
次回は攪拌について詳しく書こうと思います。

次回「ブツブツ解消への道」をお楽しみに!・・・・してくれる人いるんかな?(´Д`;)w
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at 03:33 PM | comments (6) | trackbacks (0) 
 

Comment

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こるり | 2007/07/12 09:27 PM
たきさん、こんばんは!

(*ノノ)キャ
ワタシの名前がある~!とてれてれしながら
読ませていただきました(笑)

つぶつぶ解消のために、みなさんそれぞれアイデアを
お持ちなんですねぇ・・・
勉強になりました!

わたしのアドバイス・・・的を得てるんだかなんなんだか。
勢いよく攪拌しすぎない・・・何となく伝わりますか?!
生クリームを泡立てたりする時のような
混ぜ方はしない・・・って感じと思っていただければ(^-^;

・・・余計わかりにくいかな(笑)

続編、楽しみにお待ちしております。
<(_ _)>
aslan | 2007/07/12 09:30 PM
たきさん、こんばんは♪
おぉ~研究熱心ですなあ。
ごめんなさい、一つ訂正。
実を言うと、私は100均のステンレスボウルも使っています。
卵石けんのときはガラスの方がうまくいくので、そっちを使いますが、それ以外は気分によって使い分けてます。
最近はぶつぶつ君ができないので、ボウルだけじゃないのかな?なんて思いますが…
誤解を与えるような書き方しちゃって、すんません<(_ _)>
今日石けん棚を整理していたら、去年の夏作った竹炭の石けんがちょうどこんなかんじのぶつぶつ君でした。
去年の今頃はいくつかぶつぶつ君を作っていたんですよね。
う~ん、あれから変えたことといえば、やっぱり苛性ソーダ水溶液を冷ますのに氷水を使わなくなったくらいなんですよねぇ。
でも、それはもう気をつけてらっしゃるんですよね。
とりあえず、前田式泡だて器がうまく働いてくれるといいですね。
続報お待ちしています(*'-'*)
たき | 2007/07/12 10:45 PM
こるりさん>
こんばんはっ!(*ノノ)キャ
私がココでボヤいていたら、こるりさんをはじめ親切なソーパーさん方が
アドバイスをくださったので、せっかくだから自分のためにも一覧にしてみました!
勝手に転載して記事化してスミマセン;;

この間いただいたコメントのお返事に書いたように、
こるりさんのアドバイスを見て、ほんとうに「(*゚0゚)ハッ!!」となったのデスよ(笑)
生クリームの時ほどではないですが、若干乱暴だったと思うのです・・・。

実はこの企画(?)に沿って作ったせっけん、もうカットが済んでて、
記事も半分書きかけているんです~
明日かあさってかにUPしますので、よろしかったらまた見に来てくださいね~♪
星乃 | 2007/07/12 11:20 PM
たきちゃん、こんばんはー

はっ!私の名前も笑。アドバイスやらなんやらわからん言葉を笑(´ω`*)
しかも私だけ、はなし言葉(笑。あっはは(≧▽≦)ノ))
ひとつ思ったんだけど、苛性ソーダをオイルに投入する時、どばーっと一気に入れるより
やはりソロソロと少しずつ入れる方がなんだか綺麗な石けんが出来る気がしまする

たきちゃんの結果報告、楽しみに待ってます~♪
KOZU | 2007/07/13 01:15 AM
なるほど勉強になります!!
私も石けん在庫を見てみたらcinnamon greenの石けんに白いつぶつぶがついていました Σ(´Д`lll)
カットのときはついていなかったきがするのですが、後からついちゃったりもするんだ(涙
というわけで、たきさんの壮大な実験、全面的に応援します(>Д<)ゝ”
たき | 2007/07/13 02:15 AM
aslanさん>
こんばんは!なんかこちらこそ気をつかわせてしまってスミマセンm(_ _)m
「ガラスボウル」が良い。っていう理由は要するに、
生地をボールに入れた状態で、温度を上げたり下げたり(自然に冷める時とかも)する時に、ボウルが厚いと温度が急激に変化することも少なく、ブツブツが出る可能性が低くなる・・・ということですよね?卵せっけんは、ボウル自身が熱くなっていると、生地の温度は38℃ぐらいの適度な温度でも、ボウルに触れている面はそれよりも高温になっていることが多いので、卵がかたまったブツブツが発生しやすいんですよね?
ステンレスのボウルを使っても、その理屈が頭に入っていれば、何の問題もないですもんね。誤解だなんて・・・理屈を考えると、一因としてじゅうぶんアリだと思います~。

でも↑の私の記事の書き方が悪かったですね。ちょっと「ガラスボウル以外ダメっ」みたいな感じにも取れますもんね;; なおしておきます(汗

苛性ソーダ水は
冷蔵庫で冷やした精製水に苛性ソーダを投入→
よく溶かして、透明になって落ち着いたら、溶け残りがないか確認→
氷水で冷やす・・・って感じで作っています。
これも卵せっけんと同じ原因で、ビン表面が急激に冷たくなりすぎて、溶けた苛性ソーダが戻ったりするのかな?;; 今度じんわり冷やしてみます!

せっけんって結局科学の実験みたいなところがあるから、色んな原因が考えられますよね。使う材料とか作る環境・季節によっても違うし・・・。その辺が難しくて、この記事を誤解のないようにまとめるのってやっぱり難しいデスネ。
いっつも助言いただいてありがとう!m(_ _)m


星乃さん>
こんばんは♪ 勝手に転載してスミマセン(*'-'*)ゞ 大丈夫だったかな?
そのままコピペしたらまるでインタビュアーが星乃さんにマイクをかたむけた風になったので、なんだかその雰囲気が好きで、星乃さんのだけこんなになりました(笑)ごめんなさい。
でも内容はバッチリ的を得ていますよ!
ブツブツには人と場合によって色んな原因があると思うんですが、私の場合、ほんとに星乃さんのおっしゃるとおりだったので! トレース加減と攪拌・・・大事ですな!(゜゜(。。ウンウン

「苛性ソーダを油脂に全部入れてから攪拌を開始する」という手順の書籍も見たことがあるんで、その辺どうなんかなーと疑問デシタ。私は穴をあけたビンでチョロチョロと入れてるんですが、さらにチョロチョロ→ソロソロで試してみますね!
これまた貴重なご意見ありがとうございましたm(_ _)m


KOZUたん>
こんばんは!アッチでもメッセージいただいてありがとう!嬉しかったです♪(*ノノ)
私のは多分気泡なので、ブツブツはカットした瞬間から満載なんです(つД`)
KOZUさんのはなんでしょうね?乾燥によるソーダ灰かな?
私も熟成終了後2~3週間から白~いフツフツ(ブツブツまではいかないw)が出たことがあります。レッドパームを使った「マカデミアチップ」でした。ほんと、予想外の変化をなさるんで油断できませんよねぇ~・・・(笑)

壮大だなんて・・・(*ノノ)
全2回で終わっちゃうと思いますよ・・・恥ずかしいな・・・(笑)
でも応援ウレシイです! 実はもう結果出てたりするんですが・・
また見に来てくださいね~☆

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